整体の効果を最大化するには、日常の過ごし方を変える必要がある。
身体の歪みは、あなたの今までの生活習慣の中で作られてきました。
整体で柔らかい身体になっても、普段の生活の中で同じように負担に暴露していると、また歪みが戻ってしまうことがあります。
根本的に悩みのない身体を手に入れるには、
- 整体で姿勢を正せる身体を作る。
- 歪みの原因になった生活習慣上の負担に気づく
- 身体が自ら「治り続ける」生活習慣に変える
ことが大切です。
ここでは、整体の後、良い姿勢を維持するために気をつけるポイントを4つご紹介します。
1. よく歩く
人は歩くことで、自転車等がスピードに乗るとまっすぐ安定する【ジャイロ効果】が働き、姿勢が自己補正されます。人は「歩く」ことで頭が持ち上がり、今の姿勢を手に入れました。つまり人らしい良い姿勢を作るのは「歩くこと」が最重要です。
できれば1日30分以上は、歩くようにしましょう。歩くときは、なるべく荷物をもたずリラックスした状態で歩きましょう。
歩くときに、意識したいポイントをいくつかご紹介します。
- 目線は下を向かず、前方のなるべく遠くに向けます。
- 手と肩はリラックスさせ、ジョギングのように肘を曲げて歩くとベターです。
- 腕や脚は無理に大きく動かそうとせず、自然と前に進む身体に合わせましょう
- 約30分から、姿勢を自己修復する力が働きはじめる為、40~60分程歩くと効果が高まります。
- 少し早めに歩くと身体が整いやすいでしょう。(駆け足にならないように)
登校で20分、帰宅で20分と分けて歩くより、続けて40分以上歩く方がはるかに効果があります。
40分も歩くのは「長い!」と思われるでしょうが、かなりの早歩きで歩いても、40分で約4km強です。
お家を出てから片道約2kmでどこまで行けるでしょうか?
それをぐるりと一周すれば、あっという間に40分です。
2. 座る姿勢に気をつける
座るときは、なるべく背もたれにもたれないようにしましょう。
腰が丸まると尾骨を圧迫し、姿勢が悪くなってしまいます。
クッションなどで座面に後ろから前に少し傾斜を与えてあげると、背骨が起きやすくなるのでおすすめです。
また、足を組んだり、片足だけを上げるなど、姿勢が崩れやすい姿勢は避けましょう。
座っているときに、意識したいポイントをいくつかご紹介します。
- 足は肩幅程度に開き、脚を裏をしっかり床につけます。
- 背筋を伸ばし、肩を張らずに座ります。
- 1時間に一度立ち上がって休憩を入れましょう。出来ればすこし部屋の中で歩くと良いでしょう。
私の愛用している診察用の椅子です!
3. スマホは姿勢が悪くなる
スマホの画面は小さく、凝視するために頭を下げてしまうため、首に負担がかかります。また、片手で操作を行う場合が多く、左右アンバランスになりやすいです。
なるべく長時間の使用は避け、定期的に休憩をとるようにしましょう。
スマホを使うときに、意識したいポイントをいくつかご紹介します。
- 画面は正面から見て、両手で操作します。
- 長時間の使用は避け、定期的に休憩をとります。
- スマホの画面の明るさを下げ、文字サイズを大きくします。
4. 靴はフィッティングの良い物を選ぶ
姿勢を作るのは「歩くこと」です。そのためには、常に足にあった靴を選びましょう。
成長期は足のサイズがすぐに変化します。少しでもきついと感じたら、正常な歩きが得られなくなってしまいますので
まだ靴が減っていなくても適切なサイズの靴に履き替えましょう。
靴を選ぶときに、意識したいポイントをいくつかご紹介します。
- サイズはつま先に親指一本分の余裕がある靴を選びます。
- 紐やベルトで脚がしっかりホールド出来、脱げそうな感覚が無い靴を選びましょう。
- 靴底は運動靴のようにクッション性があり、衝撃を吸収してくれるものを選びます。
整体で歪みを整えた後は、上記のポイントを意識して、正しい姿勢を維持するようにしましょう。
硬い身体ではなかなか、良い姿勢は維持できません。
まずは整体で身体を柔らかくし、良い姿勢を保てる状態にするのがオススメです。
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